はじめまして、ヒトノネです
みなさん、はじめまして!
私たちは、ヒトノネのファウンダー 篠田花子、上松 恵子、幸 真理香と申します。
この度、私たちは仲間と一緒に、岐阜市で民間学童&ママの応援事業《ヒトノネ》を2017年に発足しました。
《ヒトノネ》とは、人の根っこを信じ、育てる。
人の音色が響きあい、共鳴する。
そんな場でありたいとの思いから名付けました。
私たちはこれまで、仕事とは別に市民活動として、<岐阜OYA-KO共育委員会>や<なにいろlabo>として、岐阜市を拠点に幼児から小学生の親子を対象とした活動をしています。
私たち自身が幼児から小学生の母親です。
『少しでも、自分たちの住まう街で、子育てをしながら暮らすこと、働くことを充実させたい!』
その思いから、これまでも【子ども、女性、教育】をテーマに、
体験型のワークショップや地域課題を考えるイベントなどを企画してきました。
今年の9月には「地域でつくる子どもたちの放課後」と題して、
東京・愛知から講師をお招きして、先進事例の共有会と協働を体感するワークショップを行いました。
▲新聞紙で立体構造物をつくるワークショップをしました。大人も子どももワイワイと。
▲総勢59名の方にお集まりいただき、「子どもたちの放課後」について勉強会を行いました。様々な世代からの関心の高さを目の当たりにしました。
▲母親、父親、という属性だけでなく、地域の自治会長さん、教育関係者、企業経営者、公務員の方などさまざまな地域に住まう方々が集まって『私たちが住まう地域の子どもたちの放課後のために何が必要か?どうしたらいいか?』と、意見を交換しあいました。
▲ちなみにこの写真は上松のムスコ(小学2年生)がカメラマンとして撮影!!
新しいムスコの一面を見ることもできました。
ヒトノネを発足した理由
「働きたいのに、子どもが学童に入れず仕事を辞めざるをえない」
上松は、正職員として働いていましたが、公的な学童に入ることができず、職場を退職しました。
上松自身は、岐阜市の中でも、子育て世代が増えている学区に住んでおり、
同じ学区に祖父母がいるため、学童に預けることができませんでした。
生徒数が多い校区は学童の倍率が高いなどの不公平な現状。
また、高学年は預かりがない校区、19時までの延長のない校区もあります。
岐阜市で急増する共働き家庭のニーズに対応仕切れていない現状です。
自治体としても、量の整備が先立ち、質にまでは手を入れられない状況。
過密した教室で多くの子どもたちが時間を過ごしています。
そんな『学童に預けられない』街に住む私たちだからこそ、
『預けたくなる学童』を作りたいと考えました。
子どもが、より豊かな、安心して過ごせる時間を過ごせる場所があったら、
働く親たちは罪悪感を感じることなく、自分の仕事に打ち込める。
お迎えの時には、きっと言える。
子ども『学童楽しかったよ!こんなことで遊んだよ!勉強になったよ!』
親『それは良かったね!おかげで、お母さんも一生懸命仕事することができたよ!』
お迎えの時間が親と子、それぞれの、充実した時間を
共有する時間になったらいいなぁと願っています。
実は、岐阜県には不名誉なワースト1があります。
それは、『女性管理職および女性社長の率』です。
もしかしたら、『預けたくなる!学童』ができれば、
その汚名さえも返還できるかもしれないと思っています。
近い未来には、「こんな学童があったら働きたいな!」という母たちも増えるかもしれません。
安心して預ける環境があれば、活躍する女性が増えることにつながるかもしれません。
まずは、母たちが地域とつながり、「こんな学童があったらいいな!」の
アイディアをどんどんカタチになっていく。
今から、ここから、私たちから、そのスタートをしましょう!
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